今日は市内の21小学校で入学式が行われました。
私は青毛小学校の入学式に来賓として出席し、「お祝いのことば」を贈りました。
その全文です。
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新しい、青毛小学校1年生のみなさん、入学おめでとうございます。
今日、学校に来る道ばたにも、スイセン、タンポポ、青毛堀には桜と菜の花、青毛小学校の前の道にもチューリップがいっぱい咲いています。花がいっぱいだと、心がうきうきしてきますね。
みなさんは、今日から、青毛小学校1年生です。
小学校では、いっぺんにおんなじクラスに、1組は22人、2組も22人のお友だちがいます。
1年生全部では44人です。青毛小学校全体では294人です。みんなとお友だちになりましょう。
みなさんが、青毛小学校で、たくさんの友だちと仲良くなって、いっしょに学校に来て、いっしょに勉強して、毎日毎日、楽しく暮らせたらいいですね。
皆さんに、覚えておいてほしいことが一つあります。
皆さんは、お母さんやお父さん、皆さんのおうちの人たちの、大切な宝物です。
それから、青毛小学校の先生方や、ここに並んでいる地域の人たちにとっても、大切な宝物です。
だから、皆さんが、朝、自分で起きて、朝ご飯を食べて、元気に青毛小に通うことができて、ここにいてくれる、それだけで、みんながとてもうれしくなります。
学校に来たら、お友だちや先生に、大きな声で、「おはようございます」って、あいさつをする、それで、自分も、みんなももっと温かい気持ちになります。
保護者のみなさん、お子さんの入学おめでとうございます。
子どもたちが、今日から、この青毛小学校という一つの社会へ出ていきます。
ヒトは人の中で人となる、という言葉があります。私たち動物の一種である人間は、人の集団の中でこそ、人としての生き方を学んでいきます。
それから、最も優れた教育は、すてきな大人に出会わせてあげることだ、と言います。
子どもたちは、国語や算数といった勉強だけではなくて、これから地域社会で、たくさんの人たちと出会い、人として生きていくために、人とつながるということを学んでいきます。
今日が、その大きな一歩となることを願って、お祝いの言葉とします。
もう一度、皆さん、おめでとうございます。
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私は小学校や中学校の入学式、卒業式、その他、いろんな式典などでご挨拶をすることがありますが、どんな場合でも基本的に自分で書いた「原稿」を持っていきます。
ノー原稿であいさつする人もたくさんいますし、それが自慢みたいな議員さんもいますが、往々にして脱線したり長くなったり、まとまらないあいさつをたくさん見てきました。
そんな人に限って「まとまりませんが」「長くなりましたが」とみっともない言い訳をしたりします。
子どもたちに対して、たいへんな迷惑をかけているという自覚を持つべきでしょうね。
特に、小学校の入学式でのあいさつは、できるだけ短い方がいい。(中学校の卒業式も短い方がいい)。
というわけで、私は絶対に外さないように、自分で何度も何度も推敲した原稿を作って、持っていくのです。
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