SNSに「デマ」や問題投稿を繰り返す議員がいる

 久喜市議会議員の園部氏がFBに「デマ」を書き込んでいたのを、10月2日の本会議後の代表者会議で指摘した。  9月17日の議案質疑が夜9時頃までかかったのだったが、園部氏の投稿にはこうあった。 「予算と決算の議案質疑の本会議はなが~いので、職員の残業手当は約200万円弱の税金を消費したことになります。 今日はストレスの多い1日でした。」  議員という公職者による問題投稿なので、あえてそのままアップしておく。  この「約200万円弱」という数字は「デマ」である。 議会は早く終わらせた方がいいのか  その前日には、春山前議長が、議案質疑が質疑通告者が多くて終わるのは夜中になるかも知れない、早く終わらせるべきだという趣旨の投稿をしていた。  春山氏の投稿は、委員会で「委員外議員の質疑」もできるのだから、委員会で質疑すればいいのに、本会議でやるのは問題だという論理立てであった。  しかし実は、決算や補正予算については委員外議員の発言はできないことになっているので、本会議でやるしかない。  これも「ウソ」に基づいた非難というしかない。  市民はこうした市議会のルールについては知らないだろうから、「ウソ」を書いてもわからないだろうという意図的なミスリードであった。  お2人とも言いたいことは、本会議が質疑が多くて長いので、もっと早く終わらせるべきということである。  議員みずからが、議会のチェック機能としての責任と役割を否定するような論理は容認できない。   園部氏…

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